Report.03川県立七尾東雲高等学校「パネルディスカッション」

  • 対談者
  • 北川隆明
    北川ヒューテック株式会社

    北川さん

  • 巻
    巻建設会社

    巻さん

  • 澤田
    杉本工務店

    澤田さん

フィッシュ&チップス

聞き手

石川県住みます芸人

フィッシュ&チップス

Report.03

石川県立七尾東雲高等学校「パネルディスカッション」

  • 自己紹介をお願いします。

  • 北川と申します。北川ヒューテックという会社で社長をしております。

  • 巻です。七尾市内になる巻建設会社という会社で常務取締役をしております。

  • 澤田です。中能登町にある杉本工務店で働いております。

  • 仕事内容を教えてください。

  • 私は主に土木工事の現場監督の仕事を行っています。
    順調に工事が進む為の準備をしたり、現場で作っているものが発注された設計図とちゃんと一致しているかを確認したり、現場の写真や書類をまとめています。ただ、今は妊娠中なので現場にはあまり出ずにほかの監督のサポート業務に回っています。

  • 建設業といえばガタイのよい男性のイメージですが、実際はどうなのでしょうか?

  • 確かに建設業と言えばどうしても男性のイメージが強いですが、ここ数年少しずつ女性が増えています。
    私の会社でも3年ほど前に1人、去年1人、今年度からさらに1人女性を採用しました。

  • 女性の社員の方に配慮はありますか?

  • 女性1人ではなく先輩の女性社員とペアで仕事をしてもらうことになっています。
    もちろん女性1人でも現場の男性にやさしくしてもらえる等メリットはあるのですが、やはり気軽にアドバイスが聞けるようにそのあたりは意識しています。

  • この仕事を目指したきっかけはなんですか?

  • 私は工業高校に通っていたのですが、在学中は建築の学科で勉強をしていました。ただ、卒業したら現場にでてカッコよく働きたいという思いから土木業界に興味を持ちました。たまたま所属していた部の先輩が行っていた建設会社の求人が出ていたのでこの業界に入りました。

  • 巻さんは同じ女性としていかがですか?

  • 私はいまはどちらかといえば経営者側の立場ですが、もともとは建築の勉強をしておりまして、最初に入ったのは神奈川の建築会社でした。そのあと実家が行っていた会社に戻ってきました。
    当時金沢では女性の社員が少なかったので、今は女性が現場にでていくことができているので、時代が変わったなという思いです。私自身、女性だからと甘えて仕事をしてきたつもりはないので、男女関係なくやりたい仕事をやるのは大切だと思います。

  • 仕事のギャップについてはどうですか?

  • どんな仕事でもギャップがあるのは当たり前のことではあります。実際に入社してすぐにやめてしまった社員もおります。
    在学中でも自分の将来について考えなければならないタイミングがあるので、とりあえず一回真剣に進みたい道を深く考えてみてください。職業のイメージはつきにくいものだと思うので、周りのご両親や先生・先輩にたくさん話を聞いてほしいと思います。

  • 僕らも高校時代がありましたが、やっぱり日々考えながら行動しないとあっという間に3年間終わってしまいますもんね。

  • 建設業の魅力について教えてください。

  • 自分がたずさわった現場が仕上がった時はうれしいですし、形として残るのでやりがいがあります。さらに、一緒に仕事をした人とのつながりも宝だと思います。

  • 3年間建築の仕事をして20年くらい土木の仕事をして、珍しく両方の経験があるのですが、新入社員のころに携わった場所に行くと、今でも当時の苦労した思い出が浮かんできます。さらに、自分が作った後地図が変わっていくことも一つの魅力だと思います。

  • 私の会社も道路を作る会社なので、地図に自分が作ったところが残るのが最大の喜びだと感じます。さらに幼稚園等も作るのですが、園児たちがその校舎を見て喜んでいる姿をみるとうれしいです。
    また、新幹線が通ったことで、我々の仲間である建設業者の方がものすごいインパクトを残していることだけでもとても嬉しいことだと感じます。新幹線については、今後も大阪に向けて伸びていくので、この学生の中からも携わる人が生まれるのではないかなと思っています。

  • 雪が降っている時、除雪をしているのは建設業の方ですか?

  • 「うなずく」

  • 除雪に携わる人は減っているんですか?

  • そうですね。除雪作業は経験値の必要な作業で、みなさんの寝ている間に安心安全のためにやっています。その担い手はどんどん減っています。そのため、現在も石川県の道をすべてカバーできているかというと、そうではありません。

  • 大きい地震があった時は、仕事をしていてどう思われますか?

  • 国交省の契約上、国道の異常を点検する必要があります。個人的な仕事として建物を状況を確認しに行く個人資格(建物危険度判定士)がありまして、何気なくとった資格がこんなときに役に立つんだなと感じました。

  • みんなの知らないところで役に立っているのは誇りですよね。

  • では、この後は質問コーナーです。

  • 働く上で最も大切なことは何ですか?

  • 忍耐ですね。あとは、人と心を開いていくことも大切だと思います。

  • 人に出会って物と出会って、自分が成長できるように日々努力していくことが大切だと思って生きています。失敗したことがあっても、それを踏まえて新しい出会いに向かっていくようにしています。

  • 全く同じことを2人の人にやってもらっても、結果は違います。一生懸命やって向上したいと思っている人間と、ただだらだらとこなしている人間ではやはり違うので、自分の気持ちの持ちようが大事だと思います。

  • 人との関わりの中で小さな喜びもありますもんね。

  • 高校生のうちに取得しておいたほうがいい資格や免許検定を教えてください。

  • とれるものは全部取ってください。玉掛けや施工管理士などチャンスがあるものはすべて取っておいて損はないと思います。

  • 仕事しながら勉強はほんとに大変なので、年齢制限がないとか、実務経験が必要ないものは積極的にチャレンジしてみるのもいいかと思います。ちなみに私は危険物取扱資格を取りました。

  • 専門の学校を出ているわけではないので、とれる資格についてはよくわからないのですが、資格試験以前に、学校の単位はすべて取っていくのが大事だと思います。

  • 高校生のうちからやれることは全部やっちゃいましょうということですね!

  • 土木の現場で女性が活躍できることはありますか?

  • だいぶ女性が増えてきたので、十分活躍できます!あんまり重たいものはもってはいけない決まりがあったりするので、そこは男性に任せて女性ならではの視点でみて仕事をすることができます。

  • ぜひ活躍してほしいと思います。私が現場に出て一番喜ばれたのは、現場が明るくなったと言って頂けたことです。もう居るだけでいいとまで言って可愛がっていただいたので、一生懸命仕事をするだけで活躍できると思います。

  • 今までは大きな機械も実際に人が乗って操作していましたが、機械のオートマチック化が進み、実際に乗らなくても操作することができます。その操作は女性でも男性でも構わないので、もしかしたら5年後・10年後は女性のほうが多くなっている可能性だってあります。なので、性別に関係なくぜひ頑張ってほしいと思います。

  • 地域の方と関わることはありますか?

  • がっつり関わることになると思います。地域の方の土地を借りたり、道路を作ったりしているので、地域の方とのコミュニケーションは大切にしています。

  • これが一番難しく、時折苦情を言われて謝りに行ったり、理解を求めに行ったりすることがあります。やはり地域の皆さんの協力なくしては公共事業はできないので、関わりまくりだと思ってください。

  • 外と中の仕事の割合を教えてください。

  • 現場監督等はほとんど外仕事になりますが、資料をまとめたりする場合は室内なので…外6:中4位だと思います。

  • 皆様色々お話ありがとうございました!最後に上手い事言います!

    人間いくつになっても夢をあきらめないでください。誰にでも潜在能力というものがあります。

    頑張って何事も アタック すれば
    トップ をとることだって アリエール
    これが人間の 洗剤 能力です!

    そんなにでしたね。
    ありがとうございました!

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